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18-9-07

左様なら

だいぶ途切れてしまった。

いろいろなことがあるたびに、言葉にすると整理できるかもしれないと考えていたが、実際のところDPEに写真を現像に出すように、簡単にはいかなかった。

特別悲しいことや辛いことがあったわけじゃなくて、うまく説明できないことが多すぎるような常に新しい毎日だったのだ。

それはとても、良くも悪くも自分らしいと思う日々。

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この前、アン・リンドバーグの『翼よ、北に』を読んだ。

大西洋を飛行機で渡ったリンドバーグのお嫁さんであるアン。無線機の使い方を覚え、ニューヨークから北回りで、ハドソン湾-アラスカ-アリューシャン-千島列島-根室-霞ヶ浦-大阪-中国と、お婿さんのリンドバーグとの長い二人旅。

飛行艇の無線技師として、女性として、妻として、母として、いろいろな面が見られるけど、アンという女性がとても素敵に感じられた。

「さようなら」、それは素敵な言葉であった、と彼女は記す。

彼女の日本語に対する感性から生まれる言葉が、言いようのない多幸感を与える。

「God bless you」「God(Good)-bye」「Thank you」に見られる、神の恩寵を祈る別れの言葉もいい。

猛々しく、進軍ラッパの響き渡る、ファンファーレを背中に受けたような、輝かしい未来をが祈念され勇気に満ち溢れる別れがそこには見られる。

「左様なら」

引き留めないわけではない、祈らないわけではない、悲しくないわけではない、別れたいわけではない、言いたいわけではない、ただそのことがそのようであるのならば。

出会いや別れを超越したような、人と人、人と何かの関係。

清々しい霧のような言葉だ、と自分は改めて思う。

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Reacties

みすず書房からでてます。
彼女は1906年生まれで、2001年まで生きたそうです。
全然知らなかった。素敵なばあちゃんになったのかもね。

他の本も有名みたいだけど、まだ読んでません。

私のセンスじゃなくて、彼女のセンスです。
とても素敵です。

姉さんが気に入るような本だと思います。

Geplaatst door: ねずみ | 20-9-07 om 23:36

すてき。

読んでいて哀しいような、さびしいような
でもなんだか力強く背中を押されるような
なんだかふしぎなきもちになりました。

兄さん、センスがどんどん磨かれていくね。

Geplaatst door: fuki | 19-9-07 om 22:40

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